2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

心ふさがれて

books展、たくさんの方に遊びに来て頂いています。今企画に協力して頂いたインスクリプトから刊行されている小説『心ふさがれて』。 幻想とリアリティーが絡み合い、現実の世界から眩暈の世界へと、気がつくと連れ去られていく。 港千尋さんの美しい写真が装…

愛の小さな歴史

もし彼女がそのような撮影を行ったのが人生でただいちどだけ、広島の地においてだけだったとしても、彼女は写真に必要なことを自分のものとし、そのまなざしを広島の人々へ贈っていた。女優である彼女は、見るということが、まなざしを贈るということでもあ…

MOE web

books展、たくさんの方にお会いすることが出来て本当に嬉しいです。 来場して下さった皆様に、心からお礼申し上げます。 『MOE web』の中で、今回の展示についてご紹介頂きました。 大切にもっていたい本 books展は、今月28日まで。 ぜひ、あなたの知らない…

ボタンのアクセサリー

CO-さんで出会った美しいボタン。店内では、リングやブローチなど、ボタンをアクセサリーとして楽しめるパーツも販売されています。 きっと宝石を身につけるのとは全く違う気持ちになる。それは、小さなボタンたちがひとつずつ異なる物語を持っている存在だ…

books

本日より、books展始まりました。ぜひ、お出掛け下さい。

CO-

昨日は、オーナーの小坂さまに、アンティークのボタンのお話をたくさん伺いました。 中でも印象的だったのは、パリ万博に出品されたという薩摩焼の美しいボタン。目が離せなくなる不思議な魔法がかかっているような気がします。ボタンの世界のとりこに、なり…

CO- 2

CO- 3

衣装術

『「アート」ってなんだと思う? わたしにとっての「アート」というものは、?生きていくうえで何かを失って、それを支えてくれるもの?だと思う。』「衣装術」北村道子 (リトルモア) 服は武器。 北村道子の映画衣装、そのイメージと思考。

斜線の旅

旅が意識を変えるのとまったくおなじように、芸術作品は意識を変える。良いほうにも、悪いほうにも変えうる。つまり、それだけ強い体験だということ。 変わった意識は、それまで予測もつかなかった、新しい方向をめざすようになる。いわゆる現実の中にあって…

Buhdan Holomicek

"I take photographs wherever I am"

Ve Valassku zustavame

Pavel Hrochの写真集から

ヒースヘン

『もうひとつの場所』清川まさみ (リトルモア)ヒースヘン(ニューイングランドソウゲンライチョウ)Tympanuchus cupido /1932年全滅/合衆国東部ニューイングランド地方/全長40cm) 糸とビーズで織りなす、今はもう地球上にいない動植物たちの楽園。 230種…

Le Voyage Typographique

書物は建築である。わたしたちは扉を開いて本の中に入り、柱が並ぶページをめくってゆく。本には身体がある。棚に並んだ背を眺め、字面を目で置いながら、わたしたちは読んでいる。その建物のいちばん奥、たいていは最後のページにある小さい記載から、わた…

活字の旅へ