朗読会「ミグラードの部屋」のお知らせ

この秋、勁草書房より『ミグラード 朗読劇『銀河鉄道の夜』』が刊行されました。
宮澤賢治の童話『銀河鉄道の夜』を福島出身の小説家・古川日出男が戯曲化、2011年以降、管啓次郎(詩人)、柴田元幸(翻訳家)、小島ケイタニーラブ(音楽家)の4人が、現在も東北を中心に上演をつづける朗読劇「銀河鉄道の夜」の書籍化です。

イベント『ミグラードの部屋』では、楽曲制作を担当した小島ケイタニ―ラブ氏、エスぺラント語での作詩を手掛けた作家・温又柔氏をお招きし、小さな朗読会を行います。

ミグラード-migrado-とは、エスペラント語で「渡り」を意味する言葉。『ミグラードの部屋』が銀河を走る鉄道のささやかな中継地点になることを願っています。
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日時:11月9日(土) 15時〜16時 会場:BOOKSHOP Kasper
〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢536-2 atelier kirigiris 2F S号室
Tel 080-5515-1023 
出演:温又柔(作家)、小島ケイタニーラブ(音楽家
入場料:¥1500(1ドリンク付き)
予約方法・お問い合わせ:Tel 080-5515-1023(アオキ)
もしくは mail:info@kasper.jp まで。 満席になりました

小島ケイタニーラブ
1980年生まれ。ミュージシャン。2009年、バンド「ANIMA」としてHEADZからデビュー以降、ユニット「トワイ」の活動や、古川日出男をはじめ様々なアーティストとコラボレーションを開始。

【温又柔】
1980年 台湾・台北市生れ。作家。1983年より東京在住。2009年 自身の体験を投影させた小説「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作受賞。2011年小説集「来福の家」(集英社)を刊行。エッセイ「失われた『母国語』を求めて」を白水社ウェブサイトにて連載中。http://www.hakusuisha.co.jp/essay/bokokugo.html