詩ってなあに?

企画展示「本ということ」で、ご紹介する「エミリー」という絵本の中の一場面です。


『「詩ってなあに?」わたしがききました。
パパはしおれたはなびらをてのひらにのせました。
「ママがピアノをひいているのをきいてごらん。
おなじ曲を、なんどもなんども練習しているうちに、あるとき、ふしぎなことがおこって、その曲がいきもののように呼吸しはじめる。
きいている人はぞくぞくっとする。
口ではうまく説明できない、ふしぎななぞだ。
それとおなじことをことばがするとき、それを詩というんだよ」』


こどももおとなも 知っている
口では説明できない、ふしぎななぞ。

詩人エミリー・ディキンソンと少女の出会いを描いた、美しい絵本「エミリー」。


たくさんの人の手に取って頂けたら嬉しいです。




event「グランデールの夜」リハーサル中の居原田さんと福田さん。
エクリさんと出会いのきっかけになったポール・エリュアールの童話「グランデール」。
こちらも、どうぞお楽しみに。。。